日本初!というグーグルによる初心者向け『「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」解説』セミナーに行ってきました。

Posted by VALID SEO on 2011年07月29日(金)11:54

2011年07月28日(木)に行われた、グーグルさんに拠る『「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」解説』セミナーに行ってきましたので、レポートしたいと思います。

質疑応答が無かったセミナーなので、内容や意図する所に関して、当方の解釈が間違っている場合、単なる妄想の部分もありますので、それを念頭に読んで頂ければ幸いです。また、録音禁止でしたので、発言内容はそっくりそのままではありませんので、ご留意下さい。尚、このページの内容に関してはグーグル様、主催者様は一切関係なく、文責は当方にあります。

このセミナーは、大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会(ODCC) という所の主催で、本来は会員向けの無料セミナーだったのですが、一般にも有料(1000円)で募集受け付ける、ということだったので全くの部外者でしたが、申込みさせて頂きました。
(ツイッターで情報くれた、サクラサク株式会社の林( @sakurasaku_inc )さん、どうも有難う御座いました! )

セミナーにツイッターで交流のある方々で結構参加されて居られる方多くて、ちらほらとセミナーに関するつぶやき見ましたが、残念ながら概ね、評判悪いですね(笑)

「グーグルが初めて語るSEO」という部分がちょっと過大に期待を持たせた反動かもしれませんけど。

月末の忙しい時期に、のんびり聞いてられる内容じゃない!という感じだったのかなー?怒って席立ったというツイート も拝見しましたけど、当方としては、今、

「自分で出来るSEO対策」
http://www.valid-seo.biz/self_seo/

のコンテンツをまとめている所だったからか、非常に刺激的でしたし、色々勉強できたなー、という感じです。

ま、当方の内部最適化に関する知識が少なすぎたからかもしれませんが・・・。
(以下、内容読んで当方への信用無くなったらどうしよう・・・。)

セミナーへの不満としては、割と興味深いことおっしゃっていたのにQ&Aタイムがなかったり、セミナー終了後に直接お話も、なんか憚られる雰囲気が作られていたので、興味深い内容については、確認できず仕舞いだったのが残念です。

セミナー会場で、IDEN&TITY 代表の木村さんとお会いしました。

さて、セミナーですが、会場が大阪大学の中之島センターという所でした。

実は、堂島川を挟んだ斜め向かいのNTTデータビルは、昔働いていた会社があったビルだったので、周辺は非常に懐かしかったです。色々変わっていましたけど、よく昼休みに散歩したなーとか(笑)

開場前の早い時間にいったら、まだ入れなくてどうしようかなーと思って、とりあえずトイレに行って帰ってきたら、ツイッターで御世話になってて、大阪でWebコンサル、SEOをやっておられるIDEN&TITY木村さん(@kim_identity)が見かけて声を掛けてくださって、色々お話聞かせていただきました。

割と面白い経歴お持ちで、中国語が堪能とのことで、これからECで中国向けビジネスされる方は頼りになるんじゃないでしょうか?

そんなこんなでお話していると、開場になったので、とりあえずやる気を見せるために(笑)一番前の席に。ただ、一番前の席は今回はちょっと失敗でした。後ろに座ればもうちょっと分析できたかなー?という感じですね。

まぁ、スクリーンの小さな文字まで見やすかったので、どっちが良いかワカランですけど・・・。

セミナー講師は、グーグル株式会社 サーチ・クオリティチーム の 金谷氏

定刻になってセミナーが始まったのですが、講師は、

グーグル株式会社 サーチ・クオリティチーム の 金谷(かなや) 武明 氏

でした。

年齢は、多分30代半ばじゃないでしょうかね?当方と同じくらいかもしれませんけど。
薬指に指輪してたので、既婚だと思います(どうでもいいか (笑))

某大手ゲーム機(PSなんとか)販売会社を2007年に退職して、グーグルに入社されたとのこと。

前職では、そのPSなんとか販売かパーツ販売かのPC版、モバイル版、PSP版のサイトを運営していたということで、割とSEOには詳しい感じの方かなー?と思いました。

また、グーグル入社後は、まずはアドワーズチームに配属されて、その後、サーチクオリティチームに所属しているとのことでした。(サーチクオリティチーム ってウェブマスターツール等で警告文送ってくるチームですね(笑))

まずは、参加者の様子見

セミナーのプログラムは、http://odcc.jp/event/1694 にある通りで、

Google ウェブマスター向け公式ブログ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/06/google.html

で紹介されている「Google 検索エンジン最適化スターター ガイドの日本語版 (pdf) 」を用いて、検索エンジン最適化、SEOとは具体的にどんなことをしたらよいのか?ということの解説でした。

最初に 金谷(かなや)さんから、

今日参加されている人はどんな方々(ウェブ担当、技術担当、SEO業者・制作会社・代理店、その他)?

という質問があり、挙手させられましたが、見た所、

ウェブ担当(と言うより一人社長?)

が多かったように見受けられました。

ただ、一番前に座っていたので振り返って確認しましたが、良く把握できずって感じでした。この時は後ろに座っていればよかった・・・と思いました。

次に

SEOについてはどれくらいご存知ですか?(全く知らない、詳しくは判らないけど勉強してる、よく知ってる)

という質問があって、こちらでは、

今から、サイトを作る

というような人が多かったような印象持っています。

金谷さんも、正直、「う、今からサイト作るの・・・?」という感じだったと思います。恐らくHTMLもよく判ってない人が参加しているということで、困っちゃったんじゃないでしょうか。

ま、そのまま、進行されてましたけど。

まずは、ウェブマスター向けガイドラインの紹介から

そんな感じの会場の参加者を知る、的な質問が続いて、いよいよセミナー本編に。

進め方は、座席に「Google 検索エンジン最適化スターター ガイドの日本語版 (pdf)」を冊子化したものが置いてあって、それを片手に読み進める、という感じですね。

Google 検索エンジン最適化スターター ガイドの解説の前に、ウェブマスター向けガイドラインの紹介があって、スライドでは、「品質に関するガイドライン – 具体的なガイドライン」の部分が表示されていました。

簡単に各項目について解説があって、ポロっと

 「ガイドラインに違反すると、ペナルティで順位が下げられます。」

と発言されてました。

セミナー最初は、正直、「うーん、つまらんかもなー・・・」と思っていたのですが、この発言で一気に引き込まれていきました(笑)

「ペナルティ」「順位が下がる」とはっきり言い切っててびっくりしてしまって、

「ペナルティって何?」
「ホントに順位下げるの?」
「順位下げるのは手動?自動?」

と後で質問しようとメモしておいたのですが、質問のチャンスは前述の通りなかったので、残念ながら確認できませんでした。

ということで、真意を確認したわけじゃないので、「ガイドラインに違反すると、ペナルティで順位が下げられます。」が本当のことのように広めないでくださいね(笑)単なる脅しかもしれません。

ただ、発言としては有った、ということだけご紹介しておきます。

続いては「SEOの基礎」

次は、SEOの基礎、でタイトルタグその他をどう付けたらよいのか?というお話でした。これは、PDFに書いてある通りです。

タイトルタグでは、

  • 「ページ固有のタイトルをつけた方がわかり易いですよ」
  • 「検索エンジン」と「ユーザー」に、このページが何のページかを伝えるためにあります
  • 「サイト名や会社名だけじゃなく、商品名なども含めてくださいね」

ということでした。

穿った見方をするとやっぱりタイトルタグの内容は重要視されている、ってことですよね。

まぁ、ランキング云々というより、検索エンジンに正しく情報が伝われば、伝えてくれた内容はそれはそれで評価する、ということなのだと思いますが。

次はmeta description で

  • スニペットとして利用してます。
  • ただし、書いてるからといって必ずしもスニペットで使われるわけではなく、より適した部分があればそこを使う

と言う感じのお話でした。

グーグルはURLからもページ内容を判断しようとしている

その次は、URLの構造を改善しよう、ということで、URLの付け方、でした。
PDFの例そのままでしたが、ちょっと面白いなと思ったのは、

「コンテンツやカテゴリ、ファイル名に説明的な名前を利用することは、検索エンジンがそれらのドキュメントをクロールしやすくなることにもつながります。」

という所の説明で、PDFにも例えがあると思いますが、

/folder1/1089257/x1/0000023a.html

/item/flowerarrange/gerbera/

だと、

「/item/flowerarrange/gerbera/」の方が「ガーベラ」のことについて書いてあると認識しやすい

と説明してくれたことです。

ここでも、「えぇ!なんで?コンテンツが一緒だったら、URL関係ないんちゃうん!?」と思っていた当方は、びっくりしてしまいました。

これは、グーグルさんは、URLからもページ内容を推測してるってことですよねぇ?URLにキーワードを入れると順位に影響ある、というのは、こういうことだったのかー、と思いました。

301リダイレクトすれば、ページランクは「全て」渡る?!

あとこのURLの構造を改善しよう、という部分では、重複コンテンツについても言及があって、

wwwの有り無しは、統一しましょう

とか、

「/item/flowerarrange/gerbera/index.html」
「/item/flowerarrange/gerbera/」
「/item/flowerarrange/gerbera」
は、別物として扱ってます

というような話があって、

「リンクされたときに渡ってくるページランクは、各ページに振り分けられるので、同じコンテンツなのであれば、勿体無いです」

ということを仰っておられました。

/item/flowerarrange/gerbera/index.html と / は違うと思っていましたが、/なしまで別扱いということで、ここも勉強になりました。

で、こういう重複コンテンツの統一ですが、canonical はグーグル特有のタグなので、その他の検索エンジンのことも考慮して、301リダイレクトで対応するのが良い、ということを言ってました。

ふーん、と思っていましたが、その後に、先ほどの3種のページに、別々にリンクを貰っている状態で、301リダイレクトすると

 「ページランクが全て渡りますので。」

と発言してました。

スライドも、各ページのページランク状態が、■ ■ ■ という感じだったのが、301リダイレクトをすると■←□←□になります、的なアクションだった(左端のリダイレクトしたページに全部!)ので、発言したことは、多分間違いないと思います。

ここでもまた「え?!」となって、「マット・カッツ発言じゃ、多少失われるって言ってなかった?!」と思い、この部分も質問しようとしましたが、何度も書くようにチャンスなし・・・非常に残念でした。

追記)
通りすがり さんから、「100%渡る、は同一ドメインでのお話で、別ドメインだとまた話が違うのでは?」とご指摘頂きました。www有無/ディレクトリの/有り無し等の重複コンテンツのお話の際だったので、「同一ドメイン限定」の前提でのお話なのかもしれません。

セミナー受講者が初心者だったので、「ま、ホントは若干違うけど、メンドクサイから言い切っちゃえ!」ということだったのかもしれませんが、割と衝撃的でした。

見出しタグとその他の項目の話

その他も細かい所は、色々あるんですが、長くなりそうなので、もう1点個人的に「なるほど」と思ったのは、見出しタグで、

見出しタグは、「強調というよりは、文書構造を適切に検索エンジンに伝える役割をする」

ということですね。

どういうことかと言うと、文書の階層構造を的確に検索エンジンに伝えられる、ということで、

 H1
  ああ
 H2
  いいい
 H2
  ううう
 H2
  えええ
 H3
  おおお

とあれば、この文章は、

  H1
  │
┌─┼─┐
H2 H2 H2
     │
     H3 

という文章の構造を持っている、ということをグーグルが理解できるということです。

まぁ、結局は「こちらが強調したい」と同じことなんですが、文章階層の上に書いてあることほど、ページの内容を端的に表している、ということなのかな?

翻ってそれでH1タグ等がランキングに影響を及ぼすことがあるのかなぁ?という感じでしたね。
(理解が間違ってるかもしれませんが)

うちは、YSTのTDPで、散々苦労させられたのでHタグを使わないでページ作っているんですが、これを聞いたら見出しタグを使った方が、グーグルにはより適切にサイトの内容が伝わるのかもなー、と思いました。

ついでに、今、うちのメインサイト、「SEO」で12位なんですけど、こうやって最適化してキチンとサイトやページ内容を伝えることができると、順位上がるんじゃないかなぁ?とふと妄想してしまいました(笑)

あとページの構成上、Hタグは上から順にH1、H2、・・・と使わないといけないみたいな議論をみたような記憶があるのですが(勘違いかな?)、グーグルによると、

 H1
  ううう
 H3
  あああああ
 H2
  いいいい
 H3
  ええええ
 H3
  おおお

と書いても、文章の構造は、ちゃんと

  H1
  │
  H2
 ┌┴┐
 | │
 H3  H3

と認識される、ということなので、Hタグのソース内の位置関係については、気にしなくても良い感じでした。
(このお話の参考事例としては、http://www.google.com/support/webmasters/のソース を挙げておられました。)

その他、気になってメモした内容ですが、

  • アンカーテキストは、キーワード(単語)で。
    → キーワードリンクは不自然じゃないんだなーと思いました。キーワードで過剰にリンクして順位が落ちるのは、過剰SEOという判断なんでしょうね。
  • 画像内の文字はまだ読めないので、「ファイル名」とALTタグで内容を伝えてください
    →ALTは知ってましたけど、ファイル名まで見ていたとは、知りませんでした。
  • robotsでインデックスを制御するのは、クロールの精度(頻度?)を上げるため
    → ブログなど、大量に重複ページがある場合に、グーグルのクロールを制御するために重複コンテンツがインデックスされることは、クロール精度の向上に繋がる、的な発言がありました。大事なページの「更新」を早く伝えるためにはインデックスは少ない方がいいのかも。
  • nofollowはページランクを渡さない
    →自分の中で、スカルプティングの話とごっちゃになってたので、改めて認識
  • 質の良いコンテンツとは魅力あるコンテンツ。自然発生的に言及されるコンテンツ
    →良いコンテンツは人が広めたくなるコンテンツ、という定義でしたね。
      「リンク」もしくは「SNS等で言及されること」が基準になってるという裏返しでしょうかねー。
  • モバイル用のグーグルBotがある、ただしスマートフォンはPCと同様
    http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2011/05/google_20.html の記事紹介
  • SEO Report Cardと言うグーグルによるグーグル自身のSEO度合いを測ったレポートの紹介
    http://static.googleusercontent.com/external_content/untrusted_dlcp/www.google.co.jp/ja/jp/webmasters/docs/google-seo-report-card-ja.pdf
    セミナーで使われいたネタはここから採ってるのも多いですね。
    301リダイレクトの図は、17Pに掲載されてます。

なところですかねー。

SEOは手を抜いてはいけない?!(笑)

なんか

「お前、そんなん、知らんかったん??」

という部分もあって、お恥ずかしい限りですが、まー、勉強になりましたね。

それにしても、グーグルさんは、あらゆる個所から、そのサイト・ページがどんな内容なのか?どんな構造なのか?を読み取ろうとしておられるんだなーと思いました。

逆にこちら側としては、色んな所で手を抜いたらダメですねぇ(笑)ファイル名まで見てるとは、思いもよらず・・・。

最適化したからって順位が上がるわけではないですが、内部対策で、よりグーグルのアルゴリズムに内容を伝え易くしておいた上で、外部対策する、というのが上位表示対策でしょうかねぇ。

なんとなくですが、この最適化を行うことがサイトの基礎スコアを上げていく気もしました。HTMLの文法ルール的に100点よりも、SEO的に100点目指す方がスコア高くなるんでしょうね。

しかし、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドってさらっと読むんじゃなくて、こういうことが書いてあるということは、こういうことを裏でやってるからだ、という読み解く力が要りますねー、奥深くて面白かったです。

企画してくださった、大阪梅田のWEB制作会社 共成社 さん どうも有難う御座いました!

 
追記)セミナーに参加しておられた他の方のブログ記事です。まだいらっしゃったら、トラックバックプリーズ!(笑)

 


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コメント


  1. 通りすがり says:

    301リダイレクトでページランクが100%渡るのは同一ドメインに限った話ではないでしょうか?

    リダイレクト先を別ドメインに指定した場合は、
    よく言われているように85%程度のサイトパワーのような気がします。

  2. VALID SEO says:

    通りすがり さん

    コメントありがとうございます!

    > 301リダイレクトでページランクが100%渡るのは同一ドメインに限った話ではないでしょうか?
    >
    > リダイレクト先を別ドメインに指定した場合は、
    > よく言われているように85%程度のサイトパワーのような気がします。

    あー!そうか、そういうお話ですか。

    なるほど、重複コンテンツのお話だったので、多分仰るとおりですね、ご指摘ありがとうございました。




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